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4:20
亡くなった友人が、最後にひとつ教えてくれた気がする。
周りの人たちに心配をかけないようにすること。
余命宣告を受けたことを言わず、明るくポジティブなメールの内容。
私を気遣ってのことと思える。
私の場合、ネガティブな脳に任せて、周囲に愚痴ばかり言っているが、少しは控えないといけない。
かまってちゃん、心配してもらおうという気が強い。
高校の同級生にもひとり、余命宣告を受けながら、何年も頑張っている友人がいるが、彼も体調を尋ねるといつも「絶好調」と返してくる。
精神疾患、ネガティブな脳なので仕方ないと言うこともあるが、少しは控えようと思う。
亡くなった友人のケータイの電話帳を見た。
友人らしき名前は私以外見つからない。
悲しくなって、少しでも多く友人の冥福を祈ってもらおうと思い、ツイッター・フェイスブック。LINEのタイムラインに、彼が亡くなった旨を書き込んだ。
彼を知らない私の友人・知人が、何人か冥福を祈る旨、書き込んでくれた。
彼は、子どもの頃野球で甲子園を目指していた。
夢に向かって頑張っている姿に憧れのような思いを抱き、カッコいいと思っていた。
夢は実現されなかった。
私の場合、「がっこのせんせ」になりたいという夢を実現し、うつを患ったこと以外は大きな挫折などもなくやってこれたことは幸せだ。
これからの暮らしぶりも、経済的には友人たちに比べ不安は少ない。
ただただ・・・うつさえなければ・・・
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