GANBANBEI

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5：40

結局、また「することがないなぁ」に戻っただけ・・・

昨日は珍しく来客がった。

もう何年も会っていない父方の本家の従兄弟、私より10歳ぐらい年上。

今度引越しするので、墓の管理を頼みたいということだった。

父は10人兄弟だったが、今毎月墓参りをしているのはその従兄弟と私だけのようだ。

叔父・叔母は皆他界して、従兄弟はたくさんいるがほとんど音信不通。

子どもの頃はよく遊んでいた従兄弟たちだが、親世代が亡くなると疎遠になっていった。

子どもの頃よく遊んでいた・・・

近所の幼馴染たちとももう全く連絡は取れない。

住んでいた所が川の拡張工事で引っ越しすることになり、皆バラバラになった所為だろう。

私はこんな暮らしぶりなので幼馴染のことをよく思い浮かべるが、彼らが私のことを思い浮かべることなどないだろう。

現在も未来もないような私にとっては、過去の存在が大きい。

難儀なことだ。

昨日従兄弟と会話していると、それなりに元気な私が居る。

人と接すると、それなりに元気になれる。

もっとそんな機会を持つようにすればいいのだが、できない。

仕事をしていて忙しい友人たちに付き合わせるのは、気が引ける。

未知人との交流は、抵抗があるし、ひどく疲れる。

仕方がない・・・

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