GANBANBEI

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5：40

門から玄関への「玄関アプローチ」という部分、10cm四方ぐらいの石を並べて枠にし、赤っぽい小さな砂利を固めて通路状になっている。

だいぶ前から砂利の部分が所々ハゲたり、枠石のいくつかが陥没して見えなくなっていた。

これの修繕をやってみようという気になった。

赤っぽい小さな砂利は、ネットで調べてもなかなか見つからなかったが、何とか見つけられて、珪石という砂利らしいことがわかった。

ひと袋20kgが数千円で、さほど高くないようだ。

ホームセンターに行ったが、なかった。

ネットで探して、買った。

届くまでには、数日かかるようだ。

午後、早めのひと眠りの後、枠石の作業をした。

埋まっている３つの石を掘り起こす作業。

柿の木の近くにあり、その根っこが広がって、埋まっている石の横の石が盛り上がって陥没したようだ。

基礎のコンクリートを砕くのに苦労した。

もうひとつ、これも根っこの影響で、砂利の部分が割れて剥がれている所、こちらは剥がれた部分が残っていたので、それを埋め込んだ。

３つの塊になっている剥がれた部分、パズルの様になっていて、組み合わせが難しかった。

これも、基礎のコンクリートが邪魔になって、埋めるのに苦労した。

気持ちいい春の陽気、汗ばむほど暖かい。

地面座り込んで、「しんどいなぁ」と何度もつぶやきながら、ゆっくり作業した。

作業は１時間あまりで終わった。

次は、枠石の隙間に接着剤を塗りこむ。

全部修繕するまでには、だいぶ時間つぶしができるだろう。

「やる気」というほどではないが、「やってみよう」という事の範囲が広がってきた。

めんどくさい感があっても、こんなことをやり続けているうちに、多少でもうつの改善があればいい。

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